リフォームをしようとした際に、必ず必要になることは「現地調査」です。
現地調査、というのは実際にその場所がリフォームできるかどうか、改修しなくてはいけない部分が依頼されているところ意外にもないかなど、リフォーム会社側がきちんと実際に現地へ行って、確認をすることを指します。
この作業を怠るような会社は信頼ができませんし、リフォームをするのであれば、きちんと行わなくてはいけないことだと言えます。
そこで、今回はリフォームの際に必要な現地調査ってなに?という部分をご説明していきます。
まず、現地調査でリフォーム会社はなにを見ているのでしょうか?
大まかに言えば、3つに分けられています。
リフォームをしても大丈夫なのか、リフォーム設備を搬入できる場所なのか、依頼分以外にも修繕が必要かどうかです。
この3つの部分を住宅の場所、そして設備ごとにきちんとチェックしていきます。
場所ごとのチェックポイントとしては、キッチン・浴室・トイレ・外壁です。
それぞれ、位置やサイズ、広さや設備の状況などを加味して、しっかりと見ていきます。
特にキッチンや浴室は換気や排水状況が非常に重要な部分を占めているので、リフォームをする際には必ずチェックします。
また、年齢の高い人が居住する際は、バリアフリーが必要かどうかも考えなくてはいけません。
そして、現地調査を行ってもらう際に、3つのポイントを覚えておきましょう。
とても大事なことは、現地調査の会社をすぐに決めてしまわないということです。
少なくとも2社、それ以上が望ましいと言えて、なぜなら正確に住宅の状況を把握することができて、それぞれの意見を聞くことによって、自分たちの理想的なリフォームプランを選ぶことができるような結果を得られます。
1社しか依頼をしないと、視点が1つしかないので気付けない部分も当然出てきます。
そこを複数社依頼することによって、あらゆる視点から住宅を見てもらうことができますよ。
次に大事なことは、リフォーム内容をしっかりと明確にすることです。
きちんとリフォームの際のイメージがついていない状態だと、どうしてもリフォーム会社への依頼もあいまいなものになってしまって、現地調査をするにも見る部分が絞り込めません。
そうならないためにも、できる限り現地調査を行う前には、どんなリフォームをしたいのか決めておくようにしましょう。
最後は、現地調査の内容をしっかりと確認することです。
中には、現地調査をしたことによって満足してしまって、聞いてもわからないからと内容を知らないという人も多いのです。
現地調査はリフォームの費用試算にかなり大きな影響を与えることになるので、知らないというのは危険です。
なので、専門的な知識があってもなくても聞くことは必要なことなので、リフォーム会社に任せっきりにしないようにしてください。
自分の理想の住宅を作るためには、自分で知るということ大前提ですよ!